依存から抜け出して、時間とお金を有効活用するために
お金がないと生きていけないし、時間は増やすことも取り返す事もできません。
だから、私は、これらは大切に使いたいと思っていますが、まだまだ無駄遣いしちゃったなと後悔することが多いです。
ここでは、
「あ~、やっちゃたなー」と後悔するのが「依存」、「やってよかったなー」と満足するのが「消費」とします。
普段の生活の中にも、いつの間にか「依存」は忍び寄ってきているなと感じます。
なので、生活の満足感を高める一つの手段として、「いかに依存の割合を減らすか」が重要になってきます。
私自身、まだまだ「依存」によって後悔することはありますが、以前に比べてその割合は減らすことができたと感じています。
この対策を記載することで、私と同じく、「依存」の割合を減らしたいと考えている人にとって、何か参考になればと思います。
一般的な生活ができなくほどの重度な依存症については、当てはまらないかもしれないので、そういった方は、専門の治療機関にご相談してください。
「依存」は大きく分けて2種類あって、ゲーム、ネット、ポルノ、ギャンブルなどの行為に対する依存と、たばこ、お酒、糖質などの物質に依存する場合があります。
まずは、ゲームについて記載しますが、最初に書いた通り、「やって良かった」と思っている人に対して、(それは消費なので)ダメだというつもりはありません。
「やめたいのに、ついやってしまう」「何とかしたい」と思っている方が対象です。
そういった方の場合の対策ですが、まずは、今までゲームをしてきた過去を振り返って見てください。
そして、次のことを、自分に問いかけてみてください。
「ゲームに費やしてきた時間は、プレイ中にどれくらいの楽しさを与えてもらって、プレイ後に自分にどんな利益をもたらしてきただろう」
この時に感じた感情を覚えておいてください。
次に、「これからやろうとしているゲームについても、未来の自分は今と同じ感情を抱くことになるけど、それでもやったほうがいい?」と問いかけてみてください。
その上でもまだプレイしたいのであれば、「消費」できると思いますが、「うーん」と悩んでしまったのであれば、「依存」の可能性が高いです。
ここでの「依存」の定義は後悔することなので、後悔しても構わないからやるんだというのであれば、それはもちろん、個人の自由です。
私は、ゲームに(お金よりも)時間を奪われるのがつらかったです。
お金は借りたり、貯めたり、増やせたりしますが、時間は流れると、2度と取り返せないので。
そんな訳で、PS4をなんとか処分して、大好評のゲーム『モンスターハンター・ワールド』とかに、かろうじて手を出さずに済んでいます。(いや、もう、絶対面白いだろと思いつつ…)
ここで、ちょっと話を変えて「弱い意識」と「強い無意識」の話をしたいと思います。
「弱い意識」というのは、「いや、もうゲームなんてしている場合じゃない。仕事や勉強や運動を頑張るんだ」というような意志のことです。
「強い無意識」というのは、「モンスターハンター・ワールド超やりたい。仕事大変、勉強もやってもなかなか進まないし、家でyoutubeでも見ながらゴロゴロしたい」というような、悪く言えば惰性ですね。
この2つが戦うと、大抵、「強い無意識」が勝ちます。
なぜかというと、「弱い意識」というのは、現状を変えようとする力、「強い無意識」は現状維持の力なのですが、基本的に、人間は現状維持しようとするからです。
「強い無意識」は常に流れがある川の水のようなもので、これをせき止めたり、流れを変えるには、一時的な「弱い意識」は、すぐに流されてしまうわけです。
じゃあ、「弱い意識」をどうやって実現するかというと、「思い立ったときに、環境を整える」ことです。
例えば、家にPS4がある状態で、ふらっと家電量販店で『モンスターハンター・ワールド』のプロモーション映像とか見てしまうと、ソフトさえ購入すれば遊べてしまうため、購入してしまう可能性が高くなります。
でも、「弱い意識」が働いている間に、ゲーム機本体を処分してしまえば、「ソフト購入+一度処分したゲーム機本体の再購入」という、なかなか高いハードルを整えることができるわけです。
なので、もし、「ゲーム依存から抜け出したい」と思っている方がいたら、その一時的な「弱い意識」が働いている間に、ゲームを預かってもらったり、処分するなど、ゲームから距離を置く環境を整えてください。
ゲームは、いったん、身の回りから遠ざけることができれば、依存度を下げやすいと思います。
身の回りから遠ざけるのが大変という意味では、ネット依存が厄介です。
これは、私自身、ダラダラとネットサーフィンしてしまうことがあります。
何故かというと、Amazonなど、ネットを利用する機会が多いため、環境として遠ざけることが難しいためです。
つまり、必要な情報を得るためにネットを使ったついでに、「何か面白い情報ないかな」と探してしまったりしてしまうわけです。
これは、まだ克服できていないのですが、今のところの対策としては2つあります。
1つは、「自分で明確に「消費」しているコンテンツ以外のものは、何かしらアウトプットに結び付くものしか見ないようにする」です。
例えば、天気予報のサイトは、今日の服装や傘の有無などのアウトプットにつながりますが、youtubeとか見るときは、大体なんのアウトプットにも結びついていないです。
明確に「消費」したい動画を検索する分にはいいんですが、それがない場合は、大体無駄な時間となっているので、そうなったときに、いかに早く切り上げるかですね。
2つ目は、「ネットを見ている時間を記録する」です。
直接の依存の防止にはつながりませんが、振り返ってみると、膨大な時間を費やしていることに気付けるので、なんとか依存しない環境整備のきっかけにすることです。
記録は、私は「a Time Logger」という無料アプリを使っています。
まあ、何かしら、日々の行動を記録できるものであればいいと思います。
個人的な記録のランキングとしては、1位が睡眠時間、2位が仕事、3位が(消費と依存の区別はつけていないものの)インターネットだったので、ここをなんとかしないといけないです。
ポルノ依存は、これは本能的なところに関係してくるという意味で、別の意味で厄介です。
今やネットには、無限と言っていい量の無料ポルノ動画があふれていて、それを「消費」したっていいじゃないかという人もいると思います。
以下の動画によると、ポルノ依存は「勃起不全」「うつ」などを引き起こしますが、ポルノを見なくなることで、勃起力の回復や、判断能力の向上が見られたとの事です。
ポルノ大実験 | ギャリー・ウィルソン | TEDxGlasgow - YouTube
これを信じるかどうかというのもありますが、そもそもポルノを見るのをやめたいと思うかどうか(どういう自分でありたいか)が重要になってきますね。
依存の対策の本については、以下が気軽に読めて、お勧めです。
マンガで分かる心療内科 依存症編(ネット・スマホ・ゲーム・ギャンブル・ポルノ) (ヤングキングコミックス)
- 作者: ゆうきゆう,ソウ
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2016/11/28
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その他の依存については、別記事で書こうと思います。